Thinkpad君補完計画 経過報告
なんたらかんたら紅は、heat wave red がLenovoのつけた呼称。わがThinkpad君の機種には本来ありえないカラーであります。LCDも本来の反射防止のさらさら画面から、画像が綺麗に見えるつるつる画面にしていますし、256GBのSSDやら8GBの内蔵メモリーやら。臓器移植を繰り返しています。
ネジ以外のパーツが揃って、なんとか復元しました。ネジはどうしたかって? 記念にとってある2台の IBM Thinkpad X40 のうち、古い方から新品の screw set が中華な国から届くまで暫し拝借。このX40は2台とも今でも完動品。ディスクが80MBしかないことと、画面の解像度の低さ故に一線を退いてはいるものの、軽くてしっかりしていて、回復した中華なThinkpad君よりずっとできのいいものではあります。
とりあえず回復したということで、記念撮影。レンズの前に赤いセロファンでも付けてとったように感じるかもしれないけど、赤い布の上に赤いものを並べたらこのようにやたら赤い絵ができたという、極めて当たり前のこと。
机の上にあるものを並べてみたら、案外赤いものが多いなあと内心感動。ちなみに下に敷いている赤い布は Airasia Japan 初便搭乗の際に機内販売で購入したブランケット。この画像ではわかりにくいですが、USBにつなぐと全体が光り輝くAirasiaマウスも同様です。左上に端っこが写っているものは、Peach 台北線初便搭乗の際に桃園空港売店で購入したポーチ。実は青天白日旗になっている。箱根のえう”ぁやで購入したNervストラップなどなどが写りこんでいる。AmazonのBookCoverやほぼ日のクラシックルージュや HTC J などなども。今年一年のいろいろなシーンが記憶に蘇ります。この画像のなかでおそらく一番価値あるものは2本写っているパイロットキャップレスのうち鮮やかな赤のもの。これはシリアルが刻印された限定品。還暦まじかなじいさんの持ち物かぁ…というとちょっとあれではありますなぁ。
ということで、Thinkpad君補完計画は、新品ネジとの交換をのぞき、とりあえずの段階となりました。案外簡単。
12月9日
真っ暗闇のTHINKPAD君補完計画推進中
購入価格より高い修理見積をいただき、速攻修理をキャンセルいたしましたが、やはり液晶が真っ暗なノートPCは非常につかい辛いため、補完計画を推進中です。
液晶パネルをロンドンの業者に発注いたしました。するとシンガポールポストから発送がなされた旨連絡があり、届いたものは中国発でありました。
それから天板を求めるべくこれも世界中の業者を検索。幸い茨城県にこれを扱ってくださる方がいましたので、真っ暗闇の黒となんたらかんたらの紅の2種を発注いたしました。途中クロネコさんがどっか違うところに誤配とかもありましたが、なんとか到着。とりあえずアッセンブリー。無事液晶画面が復帰いたしました。ここまできたので修理見積時に初期状態に戻していたHDDを外して、もとのSSDに換装。
あとは。あとはネジであります。日本国内ではTHINKPADのネジは購入できないのであります。これも中国の業者に発注。いったいいつ来るか? あの国は全然信頼できないけれど、なんでもある国でありますので、いろいろやりにくいのであります。
12月5日
ロンドンの会社に液晶パネルを発注
件の真暗闇のThinkpad君は、無料修理で戻ってくるかと思ったら、購入金額を超える有償修理の見積書がとどき、さらには有償修理をキャンセルする場合でも、配送料と検査料計6930円をお支払ください….なんていう見積書が届いたわけで、なになに配送料が3255円? レノボリペアセンターって県内だよね。佐川急便で、しかも企業が契約していることを考えたら、往復だって1000円もしないんじゃないのかな。
第一に、「画面が真っ暗で….」という電子機器に弱い老人がサポートに相談したところ「保証期間中ですから無償修理になります。佐川急便が受け取りに参ります….」つうことだったわけで、故障したから修理してというお願いをした覚えはないのであります。が、ここでことを荒立てるのは大人の行動ではないわけで、そのあたりの事情を粘り強く説明し、結果的に有償修理はやめにしてそのまま戻していただいて、前述の往復送料および検査費用はレノボさんにご負担いただくということで、とりあえず収束。
とはいえ真っ暗な画面では心の目でしか使えないので、多分というか絶対不便なので、PCを買い替えようかとググったら、「液晶パネルは簡単に直せる。PC買い替えより自分でなおそう」というページがヒット。いろいろ書いてあるわけですが、とりあえず[修理手順]の文字をクリックしたらYoutubeの画面が開く。なああんだこれなら、電子機器に弱い老人にも手が出せそう。あの修理見積を考えれば5回ぐらいはチャレンジできそう。問題は液晶パネルをどうやって入手するか? これも検索すると国内の会社のページがヒットしたのではありますが、書かれていることがちーともわかりません。0120-xxx-xxxに電話をしてみると、日本語なんだけど、ちょっと違う。どうやらこの電話は中国大陸のどこかにつながっている模様。このところ中国からは注文したものがちっとも入ってこないという体験をしているので、一応この会社名を検索してみると「くちこみ」がたくさんヒット。注文したのと違うのが届いたとか、返金するといっても50日かかったとか、いろいろ問題ありそう。くちこみの中でこの会社はだめだけど○○貿易は迅速な対応で良かったよとあったので、○○貿易に問い合わせると目指すパネルは17500円也。大陸の困った会社の倍近いではあーりませんか。
ということで、困ったときのebayさん。ebayで検索するとざくざく出てくる。ということで英ebayに出品しているロンドンの会社から購入することに。Paypalで決済したら、なんとJPY8000円を切ってしまうではないか。レノボリペアセンターのキャンセル費用が6930円だったことを考えると、あの交渉は意味があったよう。あの交渉とはその6930円のキャンセル費用をタダにしていただいた交渉のことであります。
何分遠い国から送られてくるパーツ。年内にとどけばいいけど、まあ気長に待ちましょう。これでよかったかどうかは、実際にパーツが届き、電子に弱い老人が老眼の目を細めてYoutubeを見ながら修理を完了できるかどうかにかかっています。治るといいなあ。
11月29日
真っ暗なTHINKちゃん
THINKPADの液晶が点かなくなりました。昨日出先では使えていたのに、帰宅したら、液晶が点きません。外部のモニターにつないでみると、これまでどおりに使えています。
先ほどスマートセンターにコールしたら、
「IBMスマートセンターは解散しました、Lenovoの連絡先は…….。」
レノボさんに連絡して、明日佐川急便が受け取りに来るというので、データをバックアップしてHDを空にして、パスワードを変更しました。
弥生の青色申告13にバージョンアップしたばかりでしたのに、やれやれであります。