父の記念日

父の記念日
今年もこの日がやってきた。父の招天記念日。父は75歳まで生きた。父の時代は55歳定年だったが、病に倒れ定年前に職を辞した。生涯を教育に捧げた。とりわけ人生の後半では所謂障がいをもった子どもたちの教育にその命を費やしたと記憶してている。

天に招かれてから、父は老いることも歳を重ねることもなくなったわけで、わたしとの年齢がどんどん近づいていく。父は病で定年前に退職したけれども、自分は父の年齢を超えて働いていけるとちょっと尊大な思いでいた時期があった。たしかに父より少しだけ長く勤め人としての生活を送ったが、わたしも定年を迎える前にサラリーマンを辞めた。

その時点で、いろいろな理由付けをしていて、自分自身でも理由がよくわかっていなかったように思う。今あたらめて考えると、父のように入退院を繰り返すような事態にはいたらなかったけれども、やっぱり身体の状態で、仕事を継続できない状態にあったのだと思う。

早期退職をしたからといってそれでは生活がなりたたないので、半分は趣味のような仕事を始めた。今も3月に1回通院はしているものの、きわめて元気に働いている。
こんなに元気で申し訳ないような気もしてしまう。幼少のころは病気ばかりしていたわたしだったが、このように歳を重ねてなお元気でやっていけていることを両親に感謝しないわけにはいかないなあと、やっとこの頃になって思えるようになった。

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